患者様の安全を守るために ~みんなで学習会をおこないました~

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お知らせ

患者様の安全を守るために ~みんなでKYTおこないました~

2021.01.15

東神戸病院では全病棟が毎月看護職員会議をおこなっています。私の勤務する地域包括ケア病棟は、会議の時にKYTを行いました。KYTとは危険予知トレーニングのことです。安全文化を医療現場に芽吹かせ、育て、定着させていく方法の一つです。
写真は一つの場面を見て、どこに危険が潜んでいるか、予防策はどうするか、スタッフで意見を出し合っている所です。新人からベテランまで様々な意見が出ますが、他者の意見を否定するのではなく危険を予知できる能力、「リスク感性」を高めるためにはたくさんの視点を共有することが大切です。また、具体的な解決方法を出し合うことで問題解決能力を養い、集中力を高めることも期待されます。
もちろん病院全体でも研修はあります。病院という組織にいる全ての職員が、医療にとっては安全が重要であるという共通認識を持ち、それに基づいた行動をとることがチーム医療には欠かせません。部署で行うとすごく盛り上がってより一体感が生まれます。今後も患者様の安全を守るための感性に磨きをかけていきたいです。

地域包括ケア病棟師長
中田 奈緒美

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