栄養科では『⼊院中の患者さんへの安全なお⾷事の提供』と『疾病の治療と回復を⽬的とした栄養サポート』を⾏なっています。
医⾷同源という⾔葉の通り、疾病に対する治療も、普段から喫⾷する⾷事も共に⼈間の⽣命を養い健康を維持するものであると考えています。患者さんに少しでも快適な⼊院⽣活をお過ごし頂けますよう、栄養科スタッフ全員で満⾜度の⾼いサービスを⾏って参ります。
栄養科では、病態や年齢、咀嚼能力など個々に応じた食事を入院患者さんに提供しています。食事は、年間14回の行事食を取り入れています。安全で冷たいものは冷たく温かいものは温かくの提供するために、配膳の約1時間前に配膳車(再加熱カート)の中で食事を温め、そのまま食事を提供するという“ニュークックチルシステム”を採用しています。 管理栄養士が入院後すぐに患者さんのもとを訪れ、個々に応じた食事内容であるか、栄養管理状況など良好かどうかを判定し、問題がある場合は医師や、看護師、薬剤師、リハビリセラピストなどとともに、改善する計画を立てています。 栄養相談では、入院・外来患者さんを対象に医師の指示に基づき、管理栄養士が個別の相談を行っています。その他、糖尿病教室、高血圧教室、骨祖鬆症教室なども開催しています。 栄養サポートチーム(NST)、褥瘡対策チーム、摂食嚥下チームでは、管理栄養士が患者個々の栄養管理を行い、早期治癒、早期自宅復帰の手助けとなるよう、多職種と連携したチーム医療を担っています。 地域の人々とつながるために、栄養や食事内容での、医療懇談会を実施し、地域住民が健康で活き活き生きるための活動を行っています。