皆さま、こんにちは。東神戸病院の院長、遠山と申します。
「ブログ」という言葉は以前から知っておりましたが、まさか自分が始めることになるとは思ってもおりませんでした。
東神戸病院は中小規模の病院として、地域に根ざした医療を提供してまいりました。当院のミッションとして掲げているのは、「生活支援病院」「連携推進病院」です。地域の中で連携を強め、「その人らしく」生活できること、生き抜くことを支える病院でありたいと思います。そして最終的には、医療・福祉をはじめとした地域のつながりを通して、地域全体の“幸福度” と考えています。
これまでにも、地域に貢献するさまざまな活動を行ってまいりました。たとえば、地域の清掃活動である「コードグリーン」、誰でも参加できる学習会「東神戸病院オープン講座」、そして地域交流の場としての「映画上映会」などです。
こうした活動について、より多くの方に知っていただき、共に活動を一緒に発展させることも大切と思っています。そうした取り組みの様子をこのブログで発信していきたいと思っております。
また、医療の現場では、なかなかすぐには答えが出ないような課題が多くなります。
「食べることができなくなった時どうするの?」
「患者さんが意思決定できない時どうするの?」
「DNAR」が独り歩きしてないか?
*注意DNAR=「Do Not Attempt Resuscitation」の略で、心肺蘇生法を行わないことを指します。
そうした、むつかしい課題(簡単に済ませてはいけない課題)についても、できれば発信していきたいと思います。そうしたことが、皆さんの医療や「生きること死ぬこと」について考えるきっかけになればと願うものです。
そうはいったものの、どこまで続けられるかな?お付き合いいただければ・・うれしい限りです。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。