
職員対談シリーズ:ケアのまなざし 仕事はちがっても、思いはひとつ
~医療事務×リハビリスタッフが語る「支えるということ」~
🤝 第2部 チームで支えるということ
医療は、さまざまな専門職が力を合わせて成り立っています。
けれど、職種が違えば視点も役割も異なります。
お互いを尊重しながら「チーム」として動くために、どんなことを意識しているのでしょうか。
吉延(医療事務課)
「リハビリで“チームで支える”ときに、どんなことを意識していますか?」
西土(リハビリテーション科)
「チームで支えるためには“リスペクト”が大切だと思っています。リハビリはリハビリの専門性を、事務や看護、医師はそれぞれの専門性を持っています。お互いの得意分野を尊重しながら、患者さんを中心に関わることを意識しています。」
西土
「では、事務職としてチームで支えるときに意識していることは?」
吉延
「“気づける力”を大事にしています。困っているスタッフがいたら声をかける、患者さんが戸惑っていたらすぐに動く。『助けて』と言われてからでは遅いことも多いので、早めに動けるよう心がけています。そうした小さな気づきの積み重ねが、チーム全体の温かさにつながると思っています。」
西土
「“気づきたい”という気持ちをもって関わることって大切ですね。」
リスペクトと気づき。
異なる職種が互いの専門性を尊重し、補い合う――。
その積み重ねが、患者さんを支える“チーム医療”を生み出しています。
💡 次回予告:第3部「印象に残った患者さん」
患者さんとの出会いが、私たちに教えてくれたこと。
支える仕事の意味を、実際のエピソードを通して振り返ります。