
2月28日、第38回EKCCを開催しました。これは東神戸病院循環器サークルのことで、さまざまな職種で楽しく「循環器疾患」を学ぶ会です。2010年から行っていますので、もう16年の歴史があります。
テーマを決めて、いくつかの患者さんの事例をもとに説明・解説を行っています。参加者は、医師、看護師、薬剤師、検査技師、放射線技師、リハビリセラピスト、管理栄養士、医療事務などの病院スタッフに加え、OB(元東神戸病院で働いていた看護師さんたち)も多く参加してくれています(しかも友達も誘って)。また、医学生や医学部を目指す予備校生や高校生も参加してくれています。そして、時には患者さんや地域の方も参加されています。
今回は、いつもとは少し形を変えて、2度の脳梗塞を経験したT君の経過を追う形としました。いわば「T君物語」です。
医師でありながら、まじめに健診を受けないT君は、いつも血圧を自己申告で「110/70mmHg」と言っていましたが、実は高血圧を放置していたようです。そして、その高血圧は「静かな殺し屋(Silent Killer)」として、T君の血管を痛めつけていたようです。その結果は…。
高血圧をはじめとする動脈硬化の危険因子をきちんと管理することの重要性や、一度脳梗塞になった人が再発しないため(二次予防と言います)に大切なことについての話でした。
この会には、川西緑台高校時代の同級生も参加してくれました。彼女は難病の患者会の理事をされているそうです。そして、参加してくれた高校生の中に川西緑台高校の2年生がいて、またびっくり。不思議な会となりました。
しかし、2度の脳梗塞を学習会のネタにするとは!?
「転んでもただでは起きない」T君って、いったい誰!?