
5年前の今日、4月17日は東神戸病院ではじめて、入院中の患者がコロナ感染によって亡くなった日です。つまり、私の母親の命日です。
あれから5年・・もう5年か?と思う気持ちと、まだ5年?もっと前だったような気持と複雑です。そのころのコロナは非常に毒性が強く、感染した人は、あっという間に呼吸不全が進行しました。しかも、使える薬はステロイドぐらいしかありません。今では、当然のように使えるレムデシビルも一般病院には届かず、今では効果がないとわかっている薬を、藁にも縋る思い出使用していました。当時は、自宅に帰るのも感染を持ち帰る可能性もあり、50日間のホテル暮らしをしていました。
いまでは世間ではコロナの関心は薄れてきていますが、現在もコロナの感染力は強く、病院や施設では時にクラスターが発生しています。ただ、5年前のような重症化することはほとんどなくなりました。
コロナ前と、コロナ後では、大きく景色が変わってしまいましたね。コロナは変化し重症化はしなくなりましたが、やはりコロナ前に戻ることはないでしょう。災害や、パンデミック・・これを経験するたびに分断や格差が広がるような気がします。ここでも人類は試されているのでしょうか?
