
この時期になると、東灘区は賑やかになります。「だんじり祭り」が開催されるからです。実は東神戸病院の真ん前には、「だんじりの基地」(これを「だんじり小屋」というそうです)があります。少し前から、練習の音がにぎやかに響いていました。
今日、明日が本番。病院の前も元気に通ってくれました。地域に溶け込み、活性化する祭りですね。わたしの患者さんでも、「だんじり」に命を懸けている?(それぐらい熱心)人もいます。
今朝、ある患者さんがお亡くなりになりました。ずっと、地元でお店をされていた方です。だんじりが好きで、病気になってからも、昨年まで何とか道路にでて、だんじりを楽しんでいました。今年は、少し前に入院され、「だんじり見ながらたこ焼き食べたいな。」と言っておられました。私も、だんじりが通るときに、車椅子を押して、一緒に病院前でだんじりを迎えようとひそかに企んでいたのでした。しかし、ここ数日は病状が悪化し、その夢はかないませんでした。
朝のお見送りの時間、病院前の「だんじり小屋」は、はっぴ姿の人で賑わっていました。「曳き出し」を待つ人たちだったのでしょう。この賑わいの中、病院から出ていかれたのでした。
僕は、昔は「祭りごと」に関心がなかったけど、「人を元気にする力」を感じます。
大切にして、続けていってほしいですね。
(5月4日に書きました)