このシリーズも「その3」となりました。
「医師は忙しい!」そう思っていただいています。確かに忙しいのですが、医師によっても忙しさはいろいろです。また、日によってもまちまちです。あまりdutyのない日がある一方、息をつく暇もない時もあります。私の、ある曜日は、朝から訪問診療、午後外来、夕方会議があります。訪問診療は外来ぎりぎりまで・・時に、遅くなると外来の開始は遅れます。外来が遅れると会議には遅刻するということもしょっちゅうです。全く遊びの時間がないので、病棟の回診は早朝になります。
患者になると、処置を受けることはありますが、基本的には時間がかなりゆっくり流れます。実際、私は入院中、かなり本を読むことができましたが、これは病状がさほど重篤ではなかったからともいえますね。
私の1回目の入院は、連休初日でした。「連休明けには、おそらくいろいろな検査があるだろうな」と考え、担当の看護師さんに尋ねました。
「いえ、特に検査はないようですよ」
「そうなんですね。」
さて、連休返当日、朝から検査の連続でした。「やっぱり・・検査たくさんあったな」
もちろん、入院中の私はほかに用事があるわけではありません。ただ、予測できているのかどうか?心の準備があるのかどうか?の問題です。
自分の外来診療の時は、良く患者さんに怒られます。
「予約時間より1時間遅い!予約の意味がない!」
「2時間以上待った!」
(すみませんね。こっちも精一杯頑張っているんですけど。(;^_^A)
たまに、時間通りいくと、「どうしたん?こんなはじめて!」と変にほめていただきます。
外来の待ち時間対策は。大きな課題です。待ち時間をどう減らすのかが一番重要なのは言うまでもありませんが、「待ち時間をどう過ごせるか?」「どれくらい待ち時間があるのか?」を明示することも重要です。多くの病院は、番号表示などで、自分の順番がわかるようになってきていますが、「自分は、あと何番目」とわかることで、大体の時間の予測もつきますよね。
「時間だけは平等」ともいわれますが、時間を自分が管理するのか?逆に管理されるのか?で、その感覚は大きく違いますね。
診察時間、検査の時間・・これを知ることは、患者にとっては大切ですね。